都市部に家を造ったときのデメリット

都市部での生活や家造りはよいことばかりではありません。都市部に家を建てて生活するということは喧噪の中で暮らすということです。自然もあまりありません。また、街の雰囲気が合わないと、生活に大きなストレスを抱えてしまいます。なによりも都市部は生活コストが割高になりがちです。都市部に家を造る場合には、このような問題の軽減策を考慮しなければ快適に過ごすことは難しいかもしれません。

実際に家を建てる場合、郊外よりも都市部は問題が多くなります。まず、都市部において最適な建築用地を見つけることは容易ではありません。郊外よりもはるかに土地値が高いという問題もあります。建築を始めてからも、周辺の家との折衝、資材の置き場所確保や搬入など、問題は多数あります。これらのことから、都市部に家を造ると価格が高くなりやすいです。

都市部に家を持つことにメリットはないのか?

ですが、都市部に家を造ることはデメリットにも増してメリットが多くあります。交通網が整っている都市部は、年齢を重ねてからも住みやすい場所です。郊外ではどうしても交通機関が弱いので、車が手放せません。近頃では高齢者の運転のリスクが社会問題になっています。その点から考えても、徒歩圏内にスーパーや医療機関があるといった都市部での暮らしは、大きなメリットといえるでしょう。

また、将来的に家の価値が高くなる可能性があります。土地はあまり暴落することがなく、年数を重ねるごとに徐々に上昇するので、良い投資対象であるといえるでしょう。また、都市部は建物の取引が頻繁にあります。将来的に家を手放そうと思ったときも、買い手が現れやすいので換価しやすいというメリットがあります。